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Panasonic Broadcast and Professional AV’s Solutions
会議室
講演にセミナーに、さまざまな会場レイアウトに臨機応変に対応できる会議映像演出システム
ユーザーニーズ
- 課題1:大ホールでの講演、小グループに分かれたセミナーなど、当日のイベント規模に応じて運用システムを臨機応変に変更したい。
- 課題2:自社社員でも限られた時間でシステムセットアップと確実なオペレーションを実現したい。
- 課題3:LEDビデオウォールや顔出し用IMAGスクリーンの映像遅延を減らし、それぞれのスクリーンの遅延差もなくしたい。
ソリューション
提案1: IP化によりシステムを臨機応変に最適化
多くの入力と出力を自在に切り換えて使いたい場合、従来の映像システムではすべての映像信号を接続できる大型ルーターが必要でした。KAIROSではIP化によりシステムに接続できる入出力数に制限がなく、リソースシェアも実現できます。その日のイベント規模と目的に合わせてシステムを臨機応変に最適化できます。
提案2: 自社社員で運用できる直感的なGUIとコントロールパネル
設定ソフトウェアKAIROS Creatorは一般的なグラフィックアプリのような直感的なGUIで、自社社員による操作も容易です。シナリオに沿った一連の演出を一括して設定できるシーンファイルの作成も可能で、レイアウトフリーのコントロールパネルKAIROS Controlにシーンファイルをロードし任意のキーに割り当てることによって、タイミングを逃さず確実な操作が行えます。
提案3: LEDウォールと顔出し用スクリーンの映像遅延を最小化
IT/IPプラットフォームKAIROSは、SDI、ST 2110、NDI®などさまざまな映像をダイレクトに取り込み、映像合成処理をGPUで行なうことにより複雑な合成でも遅延が増えません。またこれまで別機材が必要だったLEDビデオウォール演出などのマルチキャンバス機能を取り込んでおり、別機材による遅延を解消することでシステムトータルでの低遅延を実現。LEDウォールと顔出し用スクリーン間での映像遅延差も生じません。
※NDI®とは、NewTek, Inc. によって開発されたIP利用における新しいライブ映像制作ワークフロー支援プロトコルです。
※NDI®はNewTek, Inc. の米国およびその他の国における登録商標です。
※ここでのNDI®は、High bandwidth NDI®を意味します。
関連製品
バーチャル企業イベントNEW
シーン1
FreeD対応※1のリモートカメラで、バーチャル空間を用いた臨場感あるリモートプレゼンテーションを実現
FreeD※1とは、バーチャルスタジオシステムにおいて広く採用されている、カメラのトラッキングデータ伝達用のプロトコルです。FreeD※1対応のリモートカメラAW-UE160W/K、AW-UE100W/Kとバーチャルスタジオシステムを連動させることにより、シンプルな機器構成で、まるでリアルなスタジオで撮影したかのような高品位なプレゼンテーションを実現します。
課題
- 映像を活用した情報発信を行いたいが、一般的なWeb会議システムのプレゼンテーションでは臨場感に欠ける。
- バーチャル空間を活用した演出で動画配信のメッセージ性を高めたいが、一般的なシステムは複雑で高額なため導入しにくい。
ソリューション
・多彩なカメラワークとバーチャル空間の活用により、視聴者の目を引くリモートプレゼンを実現
AW-UE160W/KとAW-UE100W/Kはバーチャルスタジオシステムとの連携に適したリモートカメラのため、バーチャル空間を用いたプレゼンテーションを手軽に実施できます。加えて、回転台一体型のリモートカメラなので、パン・チルト・ズームを用いた多彩なカメラワークを行うことも可能です。固定アングルからの映像撮影と資料の表示を主とした、一般的なWeb会議システムでは不可能な、臨場感あふれる映像で視聴者のエンゲージメントを向上します。
・リモートカメラを中心に、シンプルで低コストなバーチャルスタジオシステムを構築
AW-UE160W/K、AW-UE100W/Kは、パン・チルトやレンズの位置などの情報を直接バーチャルスタジオシステムへ伝送することが可能です。別途、情報取得用のセンサーやエンコーダーを用意する必要がないため、必要な機材と準備にかかる時間を最小限にしたコンパクトなシステムで、バーチャルスタジオ撮影を実施できます。また、レンズ一体型であるため、3Dレンダリングエンジン※2とのキャリブレーション作業の手間も格段に削減できます。
シーン2
SRT※3対応のリモートカメラで、複数拠点の出演者がバーチャル空間上で共演する企業イベントを実現
AW-UE160W/Kと AW-UE100W/Kは、公衆回線での安定した映像伝送と強固なセキュリティが特長の映像伝送プロトコルSRT※3に対応したリモートカメラです。遠隔地にいる出演者をAW-UE160W/KやAW-UE100W/Kで撮影し、同一のバーチャル空間上に合成することで、まるで集合して収録を行ったかのような臨場感のあるイベントを実施できます。バーチャルスタジオならではのエンターテインメント性も加わった、ワンランク上の企業イベントを実現します。
課題
- リモートワークの普及で出演者が複数拠点に分散しており、出張費抑制、密集リスク回避のため、出演者が一堂に会した一体感のあるイベント実施が難しい。
- 積極的に動画を活用した情報発信を行いたいが、情報セキュリティ上のリスクが心配。
ソリューション
・SRT※3で伝送した複数拠点の映像をバーチャル空間に合成し、一体感のあるオンラインイベントを実施
SRT※3は公衆回線など不安定なネットワークでも、安定した映像伝送が可能なプロトコルです。AW-UE160W/KやAW-UE100W/KなどSRT※3対応のリモートカメラを活用することで、エンコーダーを使用せずに、撮影した遠隔拠点の映像を直接SRT※3方式で公衆回線によって伝送できます。各拠点の参加者の映像をバーチャル空間に合成することで、一体感のあるオンラインイベントを実施可能です。
・SRT※3の高い暗号化技術により、セキュアな環境での映像配信を実現
SRT※3は強固なセキュリティを備えた映像伝送プロトコルです。通信の暗号化に加え映像データ自体を暗号化し伝送するため、情報セキュリティ上のリスクを最小化しながらオンラインでの映像配信を行うことが可能です。
提案システム
※1:AR/VRシステム用のカメラトラッキングデータを出力するプロトコルです。AW-UE160W/K、AW-UE100W/Kは、AR/VRの合成などに必要とされるカメラのパン・チルト・ズーム・フォーカス情報の出力をしています。
※2:3Dレンダリングエンジンはリアルタイムに3Dグラフィックを生成するシステムです。
※3:Secure Reliable Transport の略。不安定なネットワーク環境に強く、強固なセキュリティを備えた映像伝送プロトコルです。
※4:4KインテグレーテッドカメラAW-UE150W/Kを用いてシステムを構築することも可能です。
※5:シーン1で使用します。
※6:リモートカメラの映像と3Dレンダリングエンジンのグラフィックは、ライブスイッチャーAV-UHS500内で合成しています。
自治体(議場・ホール)
豊富なカメラプリセットを活用して発言者をスピーディーに撮影
あらかじめ4K/HDインテグレーテッドカメラの画角を設定しておくことで、少ないスタッフでもスピーディなカメラコントロールが可能。さらに、PTZコントロールセンター(無償ソフトウェア)と組み合わせ、複数のリモートカメラをPC で一括制御することが可能です。
※在庫限定品。
関連製品
企業(WEB会議・WEBセミナー)
企業の会議やセミナーに、高画質なWEB 会議を簡単に実施
AW-UE80W/K、AW-UE50W/K、AW-UE40W/K、AW-UE4WGN/KGN はUSB Video Class に対応し、USB経由での映像・音声出力が可能です。その他の4K/HDインテグレーテッドカメラもPTZ バーチャルUSBドライバー(無償ソフトウェア)を利用してUSBカメラとして使用することができます。